佐川町立黒岩中央保育所ー7つの庭のある保育所ー

高知県の盆地に子どもたちの適切な発達環境が求められました。
まず全体ボリュームを5つに分節し、周辺の環境と溶け込ませ、
構造は片流れ屋根の木造平屋とし、各部仕上に地場産木材を多用。
また地形高低差と既存の自然を活かした7つの個性的な庭を計画し、それらを巡れるバリアフリーな回廊による回遊性により、子どもたちが様々な学びと体験ができる環境を考えました。

また建物を分棟型とし、さらにそのパーツも明確に分けることで、予算や工期に応じて棟ごと・パーツごと少しずつ補完していく無理のない予算計画や工程調整が出来る可能性を残しました。

  1. 設計:2015.07
パース